今回は、主なウィルスの種類についてなりねっ!
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◆ワーム(Worm)…単体動作する不正プログラム
ネットワーク経由でコンピュータに感染していくウィルス
さまざまな被害をもたらすものとして周知されている。
ウィルス付き電子メールを大量にばらまく手法が典型的であり、
その強力な感染力は、被害を拡大させていく~~~(*_*)
語源
パソコン~パソコンへとその数を増殖
「這い回る虫」という意味する様から名づけられた(;一_一)
◆トロイの木馬(Trojan Horse)…自らを偽装する悪質なプログラム
コンピュータウィルスの中ではかなり有名。
表向きは便利そうなソフトまたは面白そうなゲームソフトのように見せかけ、裏で悪事を働くという悪質極まりないプログラム。
自己増殖機能や感染機能をもっていないため、一見有益プログラムを
装い、ユーザにインストールさせることでパソコン内部に巧妙に侵入し、
個人情報を盗んだりコンピュータの設定情報を変更したりするなどの
症状を与える。
語源
古代ギリシアの詩人ホメロスの叙事詩「イリアス」に出てくる神話が由来。ギリシアと都市国家トロイ間の戦争にて、ギリシア軍は巨大な木馬の中に兵士を数十人隠し、トロイのそばに置いておいた。
トロイ側は、戦利品として国内に入れたところ、隙をついて出てきた
ギリシア軍によって国内部において陥落させられたというもの(+_+)
◆デマウィルス(HOAX)…
プログラムではなく、ネットワーク上を流れる嘘の情報のこと
存在のないウィルスを登場させたり、でたらめな対処法などをチェーンメールとして流す。
直接的被害はないが、デマウィルスの情報をそのまま実行してしまうと、パソコンの動作が不安定になってしまうなどの不具合状態を招く。
メール内にある駆除方法に従った結果、動作に必要なファイルや
フォルダを削除、改ざんする!
その為に、正常に動作しなくなるというようなこととなる。
信頼できるメール以外は簡単に信じないことだねっ!
(※送信元偽装のケースもあるため要注意)
◆スパイウェア/アドウェア…
ユーザ承諾の下インストールするプログラムに潜む
他のウィルスと少し異なるのは、ユーザが知らずして承認する点。
スパイウェア/アドウェアの侵入ルートの1つに、ネットや雑誌で
得たフリーソフト(無料利用のソフト)がある。
インストールと同時にスパイウェアを入りませるというもの。
ソフトインストール時「インストールの同意」メッセージが表示
されるが、気づきにくい形で「スパイウェアのインストールOK?」
という許可も掲載。
インストール時に説明文をきっちり読む人は少ないので、
外見上ユーザがインストールを承認する形になってしまう。
Internet Explorerの拡張ツールバーや動画再生ソフトによる
同意メッセージの例→→License Agreements
※同意の形式が英文だけでわかりにくい、インストール後の
動作内容説明が不十分な場合もある。
⇒スパイウェア
ユーザが閲覧したホームページの履歴・実行した操作の内容・
メールアドレス・インストール済みのプログラムなどの個人情報を
プログラム提供元に送信することが主な目的。
広告の表示など宣伝目的だけに使用されることもあるが、悪意のある
第三者宛に送信された場合、不正アクセスや不正な課金などの原因となる。
⇒アドウェア
パソコン上で、宣伝や広告を目的とした様々な動作を行う。
予期しないパソコンの動作が発生するため正常なパソコン使用の
妨げや問題の原因となったりする場合がある。
どちらもそれぞれの性質をあわせ持っている場合が多く、
区別は明確ではない!
※一時期はウィルスには分類されていなかったが、
パソコンの動作を不安定にする点など、最近では
ウィルスとして扱われる。
ウィルス対策ソフトもウィルスとして駆除する!
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名前や言葉は聞いたことがあっても…
意味や内容は知らないことが多いモノ。。
少しは、皆さんの知識になるといいな☆
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